生化学研究室

研究内容のアウトライン

私達は神経細胞のシグナル伝達に興味を持っています.

 

 特に,神経細胞内のカルシウムやナトリウムイオン動態に係わるチャネルの性質,およびチャネルの機能に影響を及ぼす細胞内シグナル分子の働きについて研究しています.

 

 最近,NG108-15細胞(神経細胞のモデル)を神経様細胞に分化させた時,チャネルの性質やチャネルに係わるシグナル分子の性質がどの様に変化するのかという問題についても研究しています. 神経細胞への分化機構の解明に関する研究は,神経細胞の再生(再生医療)や機能を促進することが出来る選択的薬物の開発(創薬標的探索)とも密接に関連しており非常に重要です.

 

 ストレスのモデル動物を用いて,ストレス状態化の中枢神経系(細胞)の機能変化に関する研究も行なっており,ストレスが神経系におよぼす変化とその薬物治療について研究しています.

 

NG108-15細胞での神経分化過程における5-HT3受容体発現量の変化に関する研究

SARTストレスによる中枢神経系の機能変化に関する研究

研究課題

研究室構成員

教 授 市田 成志(Seiji Ichida E-mail: seiji@phar.kindai.ac.jp

准教授 和田 哲幸(Tetsuyuki Wada) E-mail: tetsu@phar.kindai.ac.jp

助 教 船上 仁範(Yoshinori Hunakami) E-mail: funakami@phar.kindai.ac.jp

1. 神経細胞への分化機構に係わるCa2+Na+チャネルの役割に関する研究 

 
電気生理学的手法および蛍光画像解析装置を用いて,分化させたNG108-15細胞におけるCa2+Na+チャネルの機能変化やシグナル分子の効果等を解析することによって神経分化の機構を解明するために研究をしています(理工学部生命科学科 吉田 繁教授との共同研究)

 

2. 各種細胞における神経性Ca2+チャネルおよび受容体感受性イオンチャネルの性質に関する研究

 電気生理学的および生化学的な手法を用いて,神経性Ca2+チャネルおよび受容体感受性イオンチャネルの性質を明らかにするために研究をしています.


3. SARTストレス動物の中枢神経系の機能変化に関する研究
 
 私たちは日々いろいろなストレスにさらされている.適度なストレスは身体・精神において必要とされるが,過度なストレスは種々の疾患を引き起こす原因の一つとなる.そこで,環境温度を頻繁に変えて飼育することによりストレスを生じさせたモデル(SARTストレス)動物を用いて、特に、中枢神経系の視床下部領域の神経細胞機能およびシグナル伝達物質の変化などを研究することによってストレス発生機序を明らかにするための研究をしています。

大学院生 博士後期課程:2年生:川口 明範

                      1年生:浅野 肇

大学院生 博士前期課程:2年生:宮本 朋佳

中尾 真理子

渡辺 瑞貴

         1年生:三好 梨左

   若木 千幸

飯田 拓真

学部学生 医療薬学科  5年生:池原 茉理

                  羽賀 景子

                  谷岡 紗良

                  尾鍋 明子

                  福岡 由梨

                  岸 孝行

学部学生 医療薬学科  4年生:谷口 友梨

                  吉田 泰介

                  岸本 茉希

                  福田 大佑

                  豊山 舞佳

                  豊田 和

                笹部 興介

            3年生:山田 愛

      創薬科学科 3年生:阪井 邦正

 

研究業績

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