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FD施設見学(大阪国際がんセンター) 開催しました。

2018.03.16

施設見学

(撮影:船上先生)

日時:2018年3月16日(土)13:30-17:00

見学者:
近畿大学薬学部教員:細見光一、石渡俊二、船上仁範、井上知美、藤本麻依
近畿大学医学部附属病院薬剤師:浅野肇、藤本伸一郎

日本赤十字社和歌山医療センター薬剤師:藤原大一朗

対応者:坂上嘉浩先生(薬剤部長)、金銅先生、井上先生、中野先生、中多先生

見学内容:
がん化学療法への関わりを中心に、大阪国際がんセンターの薬剤部での取り組みについて、説明を受け見学した。
1.薬剤部での業務内容の説明・見学。
院外処方せん発行率は90%弱。
外来投薬窓口横に説明室にて外来がん患者に指導を実施のほか、クイックイン外来として持参薬確認(特に造影剤予定患者に対するビグアナイドチェック)、お薬外来として手術予定患者の抗凝固薬チェックを実施。
持参薬に関して、共同薬物治療管理業務(CDTM)によって薬剤師がオーダ入力している。
薬剤部内で、調剤、注射薬払い出し、治験薬管理、ミキシングなどを行っている。
ミキシングは、外来および入院分のケモ、入院の一部のTPNに対応。
他施設に比べ、服薬指導業務などよりもミキシング業務の割合が大きい(入院分40-60件、外来分120件前後)。
休日分のミキシングは、当直明けの者が担当。
2.病院内見学は、地下にある研究室、外来ケモ室、病棟などを見学した。
外来ケモ室は、35床あり平均120名/日に対応している。また、薬剤師の指導室が設置されている。
3.がん化学療法のレジメン管理、患者への説明書、薬剤師の業務配置など意見交換をした。

以上、病院薬剤師、大学教員のそれぞれの立場において、得られた知見は大変有意義な内容であった。

(各病棟にカンファレンスルーム設置)
(薬剤部内の安全キャビネット:遠隔監視モニター付)
(外来ケモ室リクライニングチェア)