大学院生募集

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がん専門薬剤師養成コース(ライフステージ対応型)

がん専門薬剤師養成コース(ライフステージ対応型)は、 オンコロジーチームで小児期、AYA世代、壮年期、高齢期といった ライフステージに応じた緩和ケア、あるいはフィジカルアセスメント、さらにがん治療を含めた在宅医療等の高度な臨床能力を有し、 かつ、これらのがん治療を切り拓く臨床研究を自在に行える 優れたリーダと成り得る人材を育成します。

がん専門薬剤師までの道程

なにが学べますか?

専門医や専門薬剤師の指導の下、薬剤師の基本的知識や技能はもちろん、 がん薬物療法に関与する際に必要な基本的手技(抗がん剤混合調製、レジメン管理、患者指導など)の修得を行えます。また、薬剤師以外の職種と共同で行うSP演習やケーススタディ演習および最先端のがん医療を担う講師による講義を受けられます。

どこで実習を行いますか?

実習地として近畿大学病院(狭山)を指定しますが、 勤務先が日本医療薬学会からがん専門薬剤師研修施設の認定を受けている場合は、 勤務先病院を実習地とすることが可能です。 その他の場合でも対応できる場合があります。 詳細については、事前ガイダンスの際にご相談ください。

学生募集に関して

令和2年度入学選考に関しては以下の通りです。

募集 博士課程(4年)
試験科目 小論文、面接
9月期 1月期
出願期間 8/19(月)~8/30(金) 12/6(金)~12/18(水)
試験日 9/14(土) 1/11(土)
合格発表日 10/4(金) 1/24(金)

※出願には下記の出願資格を満たし、ガイダンスを事前に受ける必要があります。

基本的な出願資格に関して

本コース独自の要件として、下記すべての条件を満たさなければ受験できません。
また、受験に必要な要件は他にもありますので、必ず受験要項とガイダンスで確認してください。

  1. 日本国の薬剤師免許を有する者。
  2. がん専門薬剤師養成コースを専願であること。
  3. 薬学研究科の指定する出願前ガイダンスに参加した者。
  4. 実習地として近畿大学病院(狭山)を指定にしますが、勤務先が日本医療薬学会からがん専門薬剤師研修施設の認定を受けている場合は、勤務先病院を実習地とすることが可能です。

その他の場合でも対応できる場合があります。

到達目標

  1. 小児期、AYA世代、壮年期、高齢期等のライフステージに応じた適切な医療を提供できる。
  2. ゲノム医療を適切に実践するために、分子標的薬の適正使用ができる。
  3. ライフステージに応じたがん治療における副作用の早期発見と患者急変時の対応を実施できる。
  4. 地域の在宅医療において安全で質の高いがん薬物治療を提供できる。

履修科目

<必修科目>
新共通特論Ⅰ(2単位)、新共通特論Ⅱ(2単位)、がん薬物療法先進実務実習・研究(18単位)
<選択必修>
薬物治療学特別実験研究(10単位)ほか9科目、医療生物薬学系先進特論(2単位)ほか2科目
<選択科目>
多職種参加型症例検討演習(1単位)、模擬患者による多職種参加型個別化医療課題演習
(1単位)、がん薬物療法課題演習(1単位)

がん専門薬剤師資格要件に関して

以下に、新認定基準の抜粋を掲載しますが、 詳細に関しては、「日本医療薬学会」のホームページをご覧下さい。

以下の全てを満たす者を日本医療薬学会がん専門薬剤師として認定する。(令和元年5月 現在)

  
  1. 日本国の薬剤師免許を有し、薬剤師として優れた人格と見識を備えていること。
  2. 薬剤師としての実務経験を5年以上有すること。
  3. 日本医療薬学会の会員であること。
  4. 日本医療薬学会認定薬剤師、日本病院薬剤師会生涯研修履修認定薬剤師、薬剤師認定制度認証機構により認証された生涯研修認定制度による認定薬剤師あるいは 日本臨床薬理学会認定薬剤師であること。
  5. 日本医療薬学会が認定するがん専門薬剤師研修施設において、 日本医療薬学会の定めた研修カリキュラムに従って、がん薬物療法に関する5年以上の研修歴を有すること。
  6. 日本医療薬学会が認定するがん領域の講習会を50単位以上履修したこと。
  7. がん患者への薬学的介入症例サマリ50症例(3臓器・領域以上のがん種)を提出すること。
  8. 本学会が実施するがん専門薬剤師認定試験に合格すること

ガイダンスに関して

がん専門薬剤師養成コースを受験しようとする者は、 出願前に近畿大学大学院薬学研究科において担当教員のガイダンスを受けなければなりません。 ガイダンスの内容は、がん専門薬剤師養成コースに関する説明と志望専修科目指導教員との面談で、 約1 時間程度を予定しています。ガイダンス受講希望者は、あらかじめ、 薬学研究科(薬学部事務部)に連絡の上、第1および第2志望専修科目を伝え、ガイダンス日を決めてください。

薬学研究科(薬学部事務部)
〒577-8502 東大阪市小若江3-4-1  電話:(06)-4307-3058

卒業生/在校生 インタビュー

氏名  森井 悠介(H30年度入学)

がん専門薬剤師養成コースを志望したきっかけ、その理由を教えてください。

私は近畿大学薬学部を卒業後、病院で働いています。病棟薬剤師として主に血液がんの患者様を担当するなかで、患者様のさまざまな臨床的問題に対し普段の臨床から得た知識だけではなく、基礎・学問的な側面からもアセスメントできる能力を身につけたいと考え、がん専門薬剤師養成コースを志望しました。また、その成果をエビデンスとしてまとめるための臨床研究能力を習得できることも本コースの魅力の一つでした。

がん専門薬剤師養成コースで学ぶ「やりがい」を具体的に教えてください。

1年次より、最先端の医療を担う講師陣による共通特論や、多職種症例検討演習、フィジカルアセスメント講習会など学ぶ機会が多くあり、学んだ内容をすぐに実臨床に活かすことができるので、日々自身の成長を実感しています。特に多職種参加型演習での症例検討では、医師、看護師、遺伝カウンセラーなど、様々な職種の方々から意見を聞くことができ、チーム医療について非常に勉強になりました。学会や各種講演会などにも参加させていただき、忙しくも充実した毎日を送っています。

あなたの将来の夢や目的を具体的に教えてください。

まずは、がん薬物療法を通して医師や看護師など他の医療スタッフから信頼される薬剤師になること、また、「がんになっても希望とあたりまえの生活」を送ってもらえるような患者様を一人でも多く増やすことが目標です。将来の夢は、がん指導薬剤師として、がんプロで得た知識や経験を現場に還元し、次世代の薬剤師を育てることです。

氏名  藤本 伸一郎(H27年度入学・H30年度修了)

がん専門薬剤師養成コースを志望したきっかけ、その理由を教えてください。

がん領域に携わる薬剤師として、高度な知識や技能だけではなく、それらの元となるがん臨床研究や基礎研究を理解・実践できる臨床家になるため。

がん専門薬剤師養成コースで学ぶ「やりがい」を具体的に教えてください。

  • がんの各領域におけるスペシャリストの講義を聴講でき、医療薬学会認定がん専門薬剤師など資格取得への助けとなる。
  • 社会人大学院方式であり、日常業務と併行して学位を取得できる。
  • 他大学・病院を含めた職種横断的な演習があるため、今後、がんのスペシャリストとなる医療人のコミュニティに参加できる。

あなたの将来の夢や目的を具体的に教えてください。

本コースで習得した知識・技能を持って、より高度ながん治療を提供できるチームに参画し、がん治療を受ける患者さんの助けとなりたい。