講習会

講習会

薬剤師のためのフィジカルアセスメント講習会〜分子標的薬の適正使用のために〜

概要

ゲノム医療を適切に実践するために、フィジカルフィギアを用いて、血圧、血中酸素飽和度(SPO2)、心電図の読み方などのフィジカルエグザミネーションのスキルを身につけます。さらに、フィジカルエグザミネーションにより得られたバイタルから、分子標的薬などを用いた薬物治療による効果と副作用を評価し、処方提案にいたるロジックを学びます。

講習会スケジュール

講習会は、主にフィジカルエグザミネーションについて学ぶ基礎編と
処方提案にいたるロジックを学ぶアドバンストカンファレンスに分かれています。

◉基礎編スケジュール
1.フィジカルアセスメント:基本から実際(90分)
・フィジカルアセスメント
・バイタルサインについて
・情報の共有と記録の基本 など
2.フィジカルアセスメント:実地練習(80分)
聴診、血圧測定、バイタルチェックモニターの読み取り、SBARなどの練習
3.課題症例を用いたフィジカルアセスメント体験実習(70分)
フィジカルフィギアを用いて患者に対する体験実習を行います。

◉アドバンストカンファレンススケジュール
1.フィジカルアセスメント:基本の復習(10分)
・フィジカルアセスメント
・バイタルサインについて
・情報の共有と記録の基本 など
2.フィジカルアセスメント:実地確認(30分)
聴診、血圧測定、バイタルチェックモニターの読み取り、SBARなど
3.課題症例を用いたフィジカルアセスメント(90分)
個別がんの副作用などに対する対応
4.課題症例に関連した講義(80分)

参加申込について

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注射薬の混合調製講習会

概要

注射薬の混合調製は正しい知識と経験を必要とし、 間違った方法で行うと危険を伴う場合もあります。 この講習会は、注射薬混合調製の経験がない方を対象としており、 まず基礎講演で注射薬の基礎知識と業務の実際についての知識を学び、 その後、抗がん剤をはじめとした注射薬の混合調製実習を行います。 注射筒や注射針の取扱い方など平易な内容から始め、 抗がん剤調製に用いる閉鎖式混合調製器具(クローズドシステム)や 在宅持続静注薬剤調製なども体験していただいています。

講習会スケジュール

第1部【プレ実習】
◯動画による基礎説明:手洗い、帽子、マスク、ガウン装着と注射薬混合調製
◯プレ実習:注射針・注射筒・アンプル・バイアルの取扱い

第2部【注射剤無菌調製実技実習】
◯無菌調製準備:帽子、マスク、ガウンの装着、手洗い、エアシャワー体験
◯設備の説明:クリーンルーム、安全キャビネット、クリーンベンチ
◯注射薬の混合調製:
・輸液調製1
・輸液調製2
・抗がん剤調製~閉鎖式混合調製器具(ファシール)
・在宅持続静注薬剤調製~インヒューザポンプ

参加申込について

今年度は大阪府薬剤師会との連携開催となっております。
講習会に参加ご希望の方は、
kinyaku_ganpro@phar.kindai.ac.jpまでお問い合わせください。

薬剤師のための患者急変時対応講習会

概要

ライフステージに応じた最適ながん治療においては入院から在宅まで様々な環境があり、多くの薬剤師が参画しています。そのような環境下での薬剤師業務において、治療薬の副作用は致死的な症状もあり、薬剤師が患者の急変する場面に遭遇する可能性が高くなります。本講習会では、シミュレーターマネキンや様々な医療機器を用いて、救急処置時の対応について理解を深めていただき、薬剤師が急変時に対応できる知識とスキルを身につけていただくことを目的としています。 また本講習会は、救急認定薬剤師の申請時要件でもある日本救急医学会認定蘇生トレーニングコース(ICLSコース)内容も含まれているため、修了証が発行されます。

講習会スケジュール

◯オリエンテーション
◯一次救命処置BLS(Basic Life Support)(約70分)
◯気道管理(バッグバルブマスク換気、気管内挿管)(約70分)
◯昼食
◯心電図と除細動器(約70分)
◯シナリオを用いた二次救命処置(約130分)
 ・致死性不整脈
 ・末期がん患者でのDNAR
◯修了証書授与

参加申込について

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