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〒577-8502 大阪府東大阪市
小若江3-4-1 38号館10階

研究内容Researc Project

超原子価ヨウ素試薬を用いる複素環化合物の合成

比較的毒性の低い超原子価ヨウ素試薬は、重金属酸化剤に変わる試薬として近年注目を集めています。我々は、超原子価ヨウ素試薬を用いるカルコン誘導体の転位反応法を見出し、この反応を鍵反応とする新規複素環合成法の開発と天然物合成への応用研究を行っています。また、超原子価ヨウ素を用いる脱炭酸的ハロゲン化反応を用いる芳香族ハロゲン化物の合成やハロインドール類の合成にも成功しています。


O,P-アセタールの反応性を利用した新規反応の開発

複環化合物は医薬品や農薬、または機能性材料として広く利用される化合物です。我々は、これまでにリンと酸素からなるO,P-アセタールという化合物を鍵中間体として、種々の複素環合成法の開発に成功しています。この方法の特徴は、化合物中のリン原子を一度の反応で2度利用するエコ重視な点です。また、本法を応用することで抗がん活性を有する天然物を短工程で合成することにも成功しています。


含窒素複素環化合物の合成研究

窒素を一つ以上含む5員環化合物はアゾールと呼ばれています。我々はこれまでに、アゾール類の修飾反応について研究を行ってきました。近年では転位反応を利用した二置換テトラゾールの合成法を見いだすことができました。この入手容易な化合物から、手法は温和な条件でテトラゾールが合成することができます。本手法の有用性を示すべく、生物活性物質の効率的な合成方法について研究を続けています。


     

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