令和 4 年度

 2022.12.8 「近大附中新聞」の取材  

 近畿大学附属中学校では、産経新聞社様のご協力のもと、2年生生徒が各取材先をまわり紙面を作成し、年に一度「近大附中新聞」を発行していているそうです。
 今年はひとつの班が薬用植物園に来ましたが、実は4月に見学にいらした生徒さんたちの班でした。どの顔にも見覚えがあったのは、それだけ熱心に見学し質問もした生徒さんたちだったということでしょう。見学をとおしてサイエンスに関心を深めてほしいという願いが少しかなったような気がして嬉しい限りです。
 今回は産経新聞社の所属とのことで まずは名刺交換をすませ、事前に考えてこられた質問に沿ってインタビューを受けましたが、想定していなかった質問も多く、ドキドキしました。質問の意をくみ取ってもっと適切な回答ができたのにと今頃になり反省していますが、出来上がりが楽しみです。できあがったら、このHPからもリンクさせてもらいたいと思っています。
   
   (2023.4.4.追記)
 先日、近大附中新聞 (令和5年3月25日付) をいただきました。管理棟の壁に貼っています。
 思いつくままにお話したことが素晴らしい記事にまとめられ、何倍も魅力的になっています。
 近大附属中学校生徒達の取り組みへの姿勢とその能力に、とても感動しました。
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 2022.11.8、9、16 薬学部 創薬科学科と医療薬学科の学生が見学と植物のスケッチ  

 薬学部で開講されている「薬用資源学」の一環として、1年生の学生が 3 回に分かれて植物園に来ました。
まずは、生薬の基原となる植物や、その中に含まれる成分が医薬品として使われている植物、有用植物を観察し、続いて各自に割振られた課題の植物を、特徴をとらえた線画にスケッチしました。はじめはうまく描けないと悩んでいた学生さんもいましたが、しっかりと植物を観察することにより、特徴を とらえたスケッチが描けていました。

 2022.9.25 オープンキャンパス  

 オープンキャンパスの薬学部の企画≪薬用植物園探検ツアー≫(自由見学)を今まさに実施しています。
 天候にも恵まれ、植物園の見学にはちょうど良い時期です。
 植物についてだけでなく、大学のことや薬学部のことなどもお伝えできればと、教員も園内におりますので、お声をかけてください。
 また、本日も園内の薬用植物についての冊子「四季便り」を置いています。ご興味のあるかたは、1冊お持ち帰りになり、受験勉強の気分展開や、薬学部への進学や薬剤師への意欲を育てるのにお役立てください。


追記 : 90名にご来園いただきました。ありがとうございます。

 2022.8.29 附属高等学校 進学コース 2年生による見学 (高大連携教育の一つとして)

 新型コロナによる行動規制はないとはいえ 大人数での見学はまだ難しく、希望生徒42名が二回に分けて見学に来ました。炎天下での移動と植物園内での見学は、高校生のみなさんでも暑くて大変だったと思いますが、身近な植物やその成分が薬として使われていることなど、「薬と植物、それらの関り」について学んでもらえたと思います。
 また、一般には植物や天然物由来のものは安全で安心と思われがちですが、身近な植物にも有害・有毒なものがあることや、毒がある部分や毒のある時期には使わないなど、知識により毒性を避けていることも学べたと思います。
 見学にはクラブ活動を熱心におこなっている生徒さんが多く参加し、国体や世界を目指すような生徒さんもいるいらっしゃるとお聞きしておりましたので、「うっかりドーピング(本人が意図しないドーピング)」についても解説しました。実は漢方薬にはアンチ・ドーピングの禁止物質を含み、トップクラスのアスリートが使うとドーピング違反になるものがあります。例えば、葛根湯や小青竜湯など良く知られている漢方薬や一部ののど飴などにも禁止物質が含まれます(禁止物質とは世界アンチ・ドーピング規程に基 づくもので、一般の方には問題ありません)。しかし、あとで引率の教諭もおっしゃっていましたが、風邪などの時にドーピングを心配する保護者が「薬はドーピングが心配だから、漢方薬でも飲んでおきなさい」と勧めてしまうことも有るそうです。正しい知識を持ち、もしくはスポーツファーマシストなどに相談し、せっかくの努力を無駄にすることの無いようにしてもらいたいものです。
 座学の後は、ニチニチソウ、シマツナソ(モロヘイヤ)、イカリソウ、クソニンジン、トウガラシなど、いくつかの植物ついて成分や薬効、名前の由来などを解説しながら園内を見て歩きました。植物の中に化学成分が入っていることを実感できるよう、クサノオウの黄色い乳液(アルカロイド成分)やトチュウのゴム様物質(グッタペルカ)を一緒に確認しましたが、自分の手でも試したいと希望する生徒さんが何人もいて、嬉しい限りです。香り成分はそれぞれに分かれてから各での確認としましたが、マスク越しでは少し分かりにくかったようです。当日に花が咲いていたり、実がなっていたりする植物のリストを見て、マンゴーやゴマなど馴染みのある植物に興味を示し、これどこにありますか?の問いかけもたくさんありました。
 
 

 2022.8.7 第11回 薬用植物園見学会   開催済

ポスターはこちら
第11回案内
クリックすると大きくなります。
時 間:13:30 ~ 16:00 
     (途中退出可能)
     (13:00 ~ 開場)
講 演:親子で一緒に植物標本づくり
講 師:近畿大学薬学部 植物研究会 学生
薬用植物園見学:講演後 季節の薬用植物のご案内
  (園内見学は雨天の場合など中止することがあります)
参加費:無料
定 員:10組20名 (申込順)
    (定員に達したところで締切ります)
 
 飛入り参加はお断りしておりますので、ご注意ください。
会 場:近畿大学薬学部 薬用植物園
申 込:メール又はFAXにて
     住所、お名前、お子さんの学年、
     ご連絡先 (Eメールまたは電話番号) をお送りください。
      メール : yakuso@phar.kindai.ac.jp
      FAX : (06) 6730-6278

 2022.7.24 オープンキャンパス

 薬学部の企画として≪薬用植物園探検ツアー≫(自由見学)を実施しました。コロナ禍が始まって以降、オープンキャンパス時に薬用植物園を開園するのは久しぶりです。
 猛暑の中、生徒さんたち、保護者の方々、100名を超えるみなさんにお立ち寄りいただきました。ありがとうございます。お疲れが出ませんように。
 何組かの方とは、植物園内で植物のことや薬学部のこと薬剤師についてなどお話しすることが出来ましたが、お目にかかれなかった方も多くいらっしゃるのが残念に思います。
 園内の薬用植物についての冊子「四季便り」を、ご興味のある方にお持ち帰りいただきました。受験勉強に疲れたひとときに、パラパラと写真を眺めてリラックスしたり、薬学部への進学や薬剤師になることへのモチベーションを高める材料としていただければ幸いです。

 2022.7.15 KBS-近畿大学附属施設近畿大学放送局-で紹介  

 放送局の学生さんに取材をしていただき(KBSのTwitter:取材時の写真など)、その様子がお昼休みの「ウィークエンドマルシェ」にて放送されました。
東大阪キャンパスの学生のみなさん、聞きましたか?
これをきっかけに、一人でも多くの学生さんに興味を持っていただければ幸いです。
 なお、番組内で、園内の薬用植物について記した「四季便り」 冊子プレゼントの紹介がありましたが、興味のある学生さんは園内のスタッフにお声がけください。

 2022.5.7 薬学部学生による植物園見学会

 薬学部自治会やサークル活動をしている植物研究会のみなさんによる薬学部新一年生向けの見学会が開催されました。
主催側を含め25名以上の学生が集まり、植物研究会の活動紹介のほか、アロマキャンドルづくりや植物を見学しながらのクイズラリーなどが行われました。
私たちも、少しでも多くの学生さんに薬用植物について興味を持っていただければ幸いです。
 なお、植物研究会の公式ツイッターは、https://twitter.com/kindai_shokken からご覧いただけます。


 2022.4.28 附属中学校との連携 (医薬コース2年生が見学)

 今年も 附属中学校 医薬コース2年生の生徒が見学に来ました。下火になったとはいえコロナ禍が続くため、今年度も午前と午後の2回に分け、医薬と植物の関りについての講義と植物観察のみでの実施としましたが、昨年度よりも少し時間をかけることができました。
 植物観察時は、生徒さんたちとクサノオウの黄色い乳液(アルカロイド成分)や 、トチュウのゴム様物質(グッタペルカ)を確認したり、コンニャクの臭いを嗅いだり、トウキやハッカなどの葉の香りを確かめたりしました。また、生徒さんたちが課題の植物を探し、特徴を観察しているところを順にまわり、目の前の植物についてのトピックスや薬効などを紹介しましたが、それを聞いた生徒さんが次に別の生徒さんにその話を教えており、みなさんの積極性に感動しました。
 この薬用植物園の見学をとおし、医療をはじめとする科学への興味と観察眼を養ってくれると願っております。
 

 2022.4.1 薬用植物園見学会

 今年度の見学会は新型コロナウイルスの感染拡大状況も踏まえ、実施の有無や実施方法を検討中です。
 決定次第HPで連絡します。
過去のイベント一覧