令和 6 年度

 2024.10.26 第24回 薬用植物園見学会   申込:10月8日~

第24回案内
クリックすると大きくなります。
講  演 : 「薬用植物を観る」
時  間 : 13:30 ~ 15:00 (受付開始:13:00 ~ )
会  場 : 近畿大学 東大阪キャンパス 18号館 N201教室 
           交通アクセス »»»
           キャンパスマップ »»»
講  師 : 株式会社 栃本天海堂 松島 成介 氏
植物園見学 : 講演後 薬用植物園へ移動し、自由見学
         (園内見学は天候などにより中止することがあります)
           薬用植物園へのアクセス »»»
参加費 : 無料
申  込 : 10 月 8日 (火) より受付開始 ①または②のいずれかの方法にて
           ① Googleフォーム ⇒ こちらから
           ② メール または FAX
         「10月26日イベン ト」と 明記
             お名前、ご連絡先 (E メールアドレス、FAX番号または電話番号)
                メール : yakusoinfo@phar.kindai.ac.jp
                FAX : (06) 6730-6278
        定員に達した場合、お断りすることもございます。

 2024.9.●● 薬用植物園見学会   企画中

講 演
植物園見学 : 講演後 薬用植物園へ移動し、季節の薬用植物を見学
楽しみにしてくださっていた方、申し訳ございません。10月には見学会を開催する予定です。
詳細が分かり次第アップします。

 2024.9.22 オープンキャンパス  予定

≪薬用植物園探検ツアー≫ 自由見学
お礼
 薬用植物園には40名の方がいらっしゃいました。
 ありがとうございました。  

 2024.9.19 第23回 薬用植物園見学会   申込不要

第23回案内
クリックすると大きくなります。
少しでも日差しがやわらかな時間帯に薬用植物園にいらっしゃいませんか
登校・出勤前に ぜひどうぞ
 << 自由見学 >>
時  間 : 7:30 ~ 10:00   引続き16時まで開園しています
会  場 : 近畿大学 薬学部 薬用植物園 
参加費 : 無料
申 込:事前申込は不用
 << 教員による案内 >>
時  間 : 8:00 ~
案内者 : 近畿大学 薬学部 助手 島倉知里 (薬用植物園)
集  合 : 薬用植物園内 管理棟前
定  員 : 先着20名程度(7:30から整理券を配ります)
 小雨決行
 (大雨、雷、強風など危険が予想される場合には中止します)
 当日の電話による実施・中止の確認はお控えください。(電話回線が混雑し、緊急の対応に支障が出る可能性があります)
9月17日 (開催2日前) 記
 朝夕の見学会直前は、悪天候にならないかとハラハラし、目当ての植物が開花しているのかとドキドキしています。
 先週は蕾だった
ローゼル(ロゼリソウ)もたくさんの開花が見られました。これなら来ていただく甲斐もありそうです。昼頃まで花があるとはいえ、勢いが違います。その意味ではオオボウシバナもご覧いただく価値がありそうです。株自身はかなり寂しくなってきていますが、朝一の花は活き活きとしています。ブラックジンジャーラッカセイハマビシイトヒメハギなどは昼近くでも観察できますが、やはり午前の花でしょう。また、(以前栽培していた場所近くに)チョウマメの花も見られました。ある意味勝手に生えた雑草のため、見学会までに抜かれている可能性も。。。会えることを祈っていてください。
 お天気も、今のところ大丈夫そうな予報です。
 朝が見どころな花を中心にご案内しますが、生薬(漢方薬)として使用される植物の中から、いくつかの植物を選び、それにまつわるお話をしたいと思います。


見学会の風景
 朝早くの企画にもかかわらず、開園30分前には すでに門の前で待っていて下さる方が何名かいらっしゃり、たいへん恐縮しております。楽しみにご来園くださり ありがとうございます。ツアー開始までの約30分はみなさまに思い思いに園内を散策してもらいました。お心にとまった植物はあったでしょうか?
 いかにもお勤め前のサラリーマン風の方などツアーには参加せずにお帰りの方も数名いらっしゃいましたが、朝のこの時刻だからこそご来園くださったに違いないと、来年もまた朝の植物園見学を催したいと思いました。

 8時スタートのツアーには12名が参加されました。珍しい花ではありませんが、まずはアサガオから。小学生が学校で育てる珍しくもない植物で、午前中の花の定番中の定番ですが、種子は日本薬局方に収載される生薬ケンゴシ(牽牛子)です。

 目についた植物のうんちくを話しながらも、急いで先に進みます。

 朝早くに見てほしかった花の一つ、ローゼルです。せっかくなので萎びる前に見てもらわなくては。いつもの開園時間の10時ではもう遅いかもという感じです。
ローゼルはハイビスカスの同属植物なので間違いというわけではありませんが、ハイビスカス茶には、いかにも南国の植物のあのハイビスカスではなくこのローゼルを用います。

 次に先に案内したのは、このオオボウシバナ。花の写真を愛する来園者から以前に、この花は全部枯れているので、写真にならないといわれたこともあります。美しくみられるのは、こちらも早朝限定です。ツユクサの栽培変種ですが、友禅染の下絵を描くために利用されてきました。その作業があまりにも過酷だったことから、産地では地獄花と呼ぶそうです。みなさん色々な方向から気に入る構図で撮影しています。

  ラッカセイ、ハマビシ、ブラックジンジャー、イトヒメハギなどなど、色々な花を見て歩きました。中にはここにありますと、お伝えしないとなかなか見つけにくいものもあります。

 最後はイランイランノキです。原産地や温室では一年を通して咲くそうですが、大阪では夏限定の花です。形も変わっていますが、この花の香りは、とても有名なチョー高級香水の香りとして使われているそうです。香水を知らない方でも名前を知るような5番とか、それ以外にも色々なメーカーの香水に。ぜひ比べてみてください。
 ツアー参加者のみなさま、お付き合いくださりありがとうございました。ついついあれもこれも話したくなり、まったく時間が足りません。 来年は何に注目してみなさまをご案内しようかと今から楽しみです。

 2024.9.14.15.16, 開園  予定

ですが、特別に開園します。
自由見学できます。
お礼
 近畿大学東大阪キャンパスで開催した日本生薬学会第70回年会や関連会議に伴い開園しました。多くの学会参加者にお立ち寄りいただき感謝しておりました。先生方からは、この都会の制約のある中で、よくこれだけの植物をそろえている、ゴシュユといいナツメといい果実のつき方が素晴らしいなどをはじめ、 色々とお褒めをいただき嬉しく思いました。スマホでのQRコードによる植物の説明にもたいへん高い評価をいただきました。現在QRコードを付している植物はほんの一握りです。少しずでも数を増やさねばと気持ちを引き締めました。  また、通常の開園時間にはおいでいただけない、近隣のみなさまにも多数ご来園いただけました。あらためて感謝いたします。オープンキャンパスなどでも開園しますので、ぜひまたお越しください。

 2024.8.10. 第22回薬用植物園見学会      申込:7月18日~締切りました

第22回案内
クリックすると大きくなります。
親子でいっしょに! 漢方教室
 夏休みの自由研究にどうぞ!
みんなでお薬(漢方薬)について学びます。⇒ 参考資料
時  間 : 13:30 ~ 15:00
会  場 : 近畿大学 薬学部 薬用植物園
参加費 : 無料
指  導 : クラシエ㈱のみなさん
定  員 : 親子28名程度
参加費 : 無料
申  込 : 7 月 18 日 (木) より受付開始 下記のいずれかの方法にて
           Googleフォーム ⇒ こちらから
           ② メール : yakusoinfo@phar.kindai.ac.jp
           ③ FAX : (06) 6730-6278
         「8月10日分」と 明記
             お名前、参加人数(うち、お子様の人数および学年)、ご連絡先 (E メールアドレス or FAX番号 or 電話番号)
       親子でご参加ください
        定員に達した場合、お断りすることもございます。
見学会の風景
 21 名(9 組の親子)のみなさんが参加されました。講師にクラシエ株式会社の 4 名が来てくださいました。
 漢方薬(葛根湯)の原料となる生薬を においを嗅いだり触ったりして観察し、また生薬を使い実際に葛根湯づくりを体験しました。一部の生薬や煎じる葛根湯のにおいを苦手とするお子さんもいましたが、それもまた良い経験でしょう。
 また、クイズ形式で出題があり、楽しみながら漢方薬について学んでもらえたと思います。

 2024.7.28 オープンキャンパス  

≪薬用植物園探検ツアー≫ 自由見学
時  間 : 11:00 ~ 16:00
園内を自由にご覧ください。“薬になる植物”や“有用な植物”もたくさんあります。
薬用植物園のみの見学も可能です。
お礼
 猛暑にもかかわらず、166名のかたに薬用植物園の見学にお越しいただきました。こころばかりの薬草茶のおもてなしにほっと一息ついていただいたでしょうか。
 大学全体としても、7月史上最高の来場者数と聞いております。
 みなさま本当にありがとうございました。  

 2024.7.11 第21回 薬用植物園見学会   申込不要

第21回案内
クリックすると大きくなります。
陽ざしの厳しい時間をさけて、 薬用植物園にいらっしゃいませんか
勉強や仕事などで普段は来られないかたも ぜひ
 << 自由見学 >>
時  間 : 18:00 ~ 19:30   通常の自由見学は16時に一度 閉園し、18時に再開園します
                    16時から18時は入場できません
会  場 : 近畿大学 薬学部 薬用植物園 
参加費 : 無料
申 込:事前の申込は不用です
 << 教員による案内 >>
時  間 : 18:30 ~
案内者 : 近畿大学 薬学部 助手 島倉知里 (薬用植物園)
集  合 : 薬用植物園内 管理棟前
定  員 : 先着20名程度(18時から整理券を配ります)
 小雨決行
 (大雨、雷、強風など危険が予想される場合には中止します。中止は当園のHPからもお知らせします。)
 当日の電話による実施・中止の確認はお控えください。(電話回線が混雑し、緊急の対応に支障が出る可能性があります)
 (7月10日 開催前日 記)
 天気図をにらみながら、明日の見学会を実施できますよう祈っています。
 少雨決行ですが、大雨、雷などみなさまの身の安全に不安があるときは中止、雨天で暗くなるのが早ければ若干早く終了の予定です。
 中止や終了時間繰り上げの場合はこのHPからもお知らせするので、ご確認ください。
 肝心の植物の状態を先程確かめました。(19:00頃)
 ハナスゲ:数輪ですが、開花しています。
 キカラスウリ、シナカラスウリ:これから咲こうという状態、曇天の場合は撮影は難しいかも。
 エビスグサ:期待通り
 チョウセンアサガオ:ここ数日咲いていますが、まだ株が小さく明日はどおでしょうか?
 明日はみなさまと見学会のひとときを楽しめたら嬉しいです。
見学会の風景
 直前まで(イエ、開催中も)空模様が不安でしたが、なんとか雨が降らずにすみました。そのような天候にもかかわらず、ツアーには16名のご参加がありました。ありがとうございます。
 また、それ以上に長い期間にわたり ずっと心配していたのは見学会当日にハナスゲの開花が見られるかということでした。この暑さで例年よりも早くに咲き終わればどうしよかと、毎日気が気ではありせんでした。さすがに最盛期ほどの数はありませんが、それでも十分に咲いてくれ、ホッとしました。このほかに、たった2輪ですがチョウセンアサガオの開花も間に合いました。ただし、かなり厚めの雲のせいで かなり早く暗くなり、シナカラスウリ、キカラスウリの開花がよく見ていただけなかったことは残念です。
 
 メモを取りながら、写真を撮りながら、ツアーを聞いてくださる方たちももいて、ついつい色々な植物豆知識を語ってしまいました。エビスグサの葉が夜に閉じる現象を驚きとともに見つけた(その世界では知られている現象ですが)ことが、案内人に植物を観察する楽しさを教えてくれましたので、その感動をぜひ参加者に共有していただきたかったのですが、うまく伝わったでしょうか。

 2024.6.8 第20回 薬用植物園見学会   申込:5月13日~

ポスターはこちら
第20回案内
クリックすると大きくなります。
講  演 : ストレス社会を漢方で乗り切れ!
     ~構成生薬から見た、目くるめく方剤の世界~
時  間 : 13:30 ~ 15:00 (受付開始:13:00 ~ )
会  場 : 近畿大学 東大阪キャンパス 18号館 N201教室 
           交通アクセス »»»
           キャンパスマップ »»»
講  師 : 医方会奥見診療所 院長 / 大阪総合医学教育研究会附属親と子の診療 医師 奥見 裕邦 氏
植物園見学 : 講演後 薬用植物園へ移動し、自由見学
         (園内見学は天候などにより中止することがあります)
           薬用植物園へのアクセス »»»
参加費 : 無料
申  込 : 5 月 13 日 (月) より受付開始 ①または②のいずれかの方法にて
           ① Googleフォーム ⇒ こちらから
           ② メール または FAX
         「6月8日イベン ト」と 明記
             お名前、ご連絡先 (E メールアドレス、FAX番号または電話番号)
                メール : yakusoinfo@phar.kindai.ac.jp
                FAX : (06) 6730-6278
        定員に達した場合、お断りすることもございます。
見学会の風景
 約100名にご参加いただきました。ありがとうございます。
 奥見先生は漢方薬や漢方医学の考え方についてとても分かりやすく解説してくださいました。
 上の写真は奥見先生に脈診のを習い、体験をしているところです。相手を変えて二人分の脈をとってみることで、ヒトにより脈も違うことを通じて、体質の違いを実感しました。
 講演後は植物園に移動しての見学です。奥見先生も植物園まで来て、参加者に植物の解説をしてくださいました。みなさん奥見先生を取り囲み話に花を咲かせていました。 ご希望の方には、オウゴンオニユリ、ラベンダー、マドンナリリー、コガネバナの苗から 1,2 鉢をプレゼントしました。 見学会にはリピーターの方も多く参加されていますが、昨年持ち帰ったマドンナリリーの苗がきれいな花を咲かせたなどと聞かせてくださる方もいて、嬉しいです。

この見学会の模様は、6月17日放送の東大阪市広報番組 J:COM「虹色ねっとわーく」で紹介されました。

 2024.5.28 大阪府民カレッジ東大阪校 見学会  

大雨警報が発令され、帰りの交通手段にも不安がある中、特定非営利活動法人大阪府民カレッジ東大阪校の約50名が大学まで足を運んでくださいました。遠藤園長の講演はキャンパス内の講義室ですることにしていて正解でした。
 講演の後は植物園に移動し自由見学の予定でしたが、足元が悪いため取りやめ、代わりに見ごろの植物について前日に撮影した写真を用い植物園助手の島倉が解説をしました。参加者のみなさまのレスポンスが大変よく、話しやすい雰囲気に助けられました。とはいえ百聞は一見に如かず、ぜひ晴れた日に植物を見にいらしてください。

 2024.5.24 大阪府高齢者大学校 見学会 

 認定特定非営利活動法人大阪府高齢者大学校の約50名が午前午後の2回に分かれ登園に見学にいらっしゃいました。初めに園長(兼 薬学部創薬科学科 教授)の遠藤が「薬用植物の観察および知識を得る」の演題で講演をし、その後 園内を自由に見学していただきました。講演中は大きくうなずきながら聴いている姿も見受けられ、漢方薬・薬用植物・生薬についての理解を深められたと思います。園内見学時は園長と植物園スタッフの計3名でいろいろな角度から植物についてのよもやま話をいたしました。皆さん熱心に植物を観ていました。

 2024.04.23 附属中学校と連携 (医薬コース2年生生徒の見学)  

 今年も近畿大学附属中学校 医薬コースの生徒の見学がありました。
 自分で興味の対象を見つけ、観察力や思考力を養う一助になりたいという思いには変わりありませんが、前年までと少し構成を変え、室内での講義の時間を短くし、全員で植物を観察する時間を増やしました。
 生徒さんは植物園にいる猿や羊の顔も楽しく観たでしょうか。葉の付いていた痕(葉痕)は動物の顔に見えるものもあります。
 香りも楽しめたと思います。香料の原料となるバラ(ダマスク ローズ)をはじめ、タイム(タチジャコウソウ)やイブキジャコウソウ、レモンユーカリ、ノイバラなどの香りを積極的に試していました。ドクダミは臭かったと思います。残念ながらコンニャクの花の独特の腐敗臭はまだしなかったものの、花の大きさに驚いていました。
 生薬の標本とその基原となる植物と見比べながら確認したので、薬と植物が結び付きやすかったと思います。葛根湯に使われる植物では原産地と植物の特徴とも関連付けて観察しました。例えばマオウは乾燥地域の植物のため葉が退化しているなどです。
 薬草茶の試飲は今年も好評(?)でした。日本の三大民間薬のお茶(ドクダミ茶センブリ茶ゲンノショウコ茶)を一口づつ味見しました。なまの葉の臭いが嘘のように香ばしいドクダミ茶は人気があり、持ち帰りを希望する生徒もいました。当然ですがセンブリ茶の苦さに きゃあきゃあと騒ぐのも例年どおりでした。
過去のイベント一覧