植物園の最近
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2022.10.24-1

映画や時代劇でしか見たことが無い
名前の由来

"キセル"に似ているのでナンバンギセルの名がついています。
イネ科の植物などに寄生して育ちます。

写真で花の周りに見えている葉は
寄生されている植物の葉で、
ナンバンギセルの葉ではありません。
今 "キセル"を使う方は、さすがにいらっしゃらないと思います。
時代は電子タバコの時代ですものね。

紙巻きたばこ(いわゆる たばこ)は、紙の味がするといって
キセルで煙草を吸っていたご老人を
私が子供のころに 一人だけ知っていますが、
今では博物館か画像の中でしか見ないような
キセル も言葉だけは生きています。

それが写真の「ナンバンギセル」と、もう一つは「キセル乗車」ですが、
ICカードやスマホで電車に乗れる現代では「キセル乗車」も死語でしょうか。

もっとも、キセル乗車は犯罪なので
死語になる(世の中から無くなる)ほうが良いでしょう。

そのうちキセルもナンバンギセルから、
昔そのようなものがあったいわれるのでしょうか。

ちなみに 私は煙草で咳が止まらなくなる体質で、
周りの喫煙に かなりつらい思いをしています。

一番残念に思うのが、
吸っていない煙草にずっと火をつけて置いている方です。
今回キセルのことを思い出し、
あれなら一口分ずつだから良いよね、喫煙者の間でかっこいい!
と流行らならないかなあ と 思いましたが、
面倒ですよね、どう考えても。



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