地域によってはお雑煮の定番 |
久しぶりの行動制限のない年末年始となり、 やっと 帰省できたという方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか? 懐かしい郷里の味を たらふく召し上がった方や、 伝統の祖父母の手料理を初めて口にするお子さんもいらしたのでは。 さて、 お雑煮は地域によって餅の形も出汁も味付けも具材も違うことで有名ですが、 どのようなお雑煮を食べましたか??? 中にはセリの入ったお雑煮を召し上がった方もいらっしゃると思います。 |
当園のある大阪では、お雑煮のイメージにセリは結びつきませんが、 セリを定番とする地域もあります。 セリ鍋を郷土料理とする宮城県仙台付近では、 確かにお雑煮にもセリが入っていそうですよね。 その他にも、お雑煮にセリが欠かせない地域は色々とあるようで、 そういうところでは、年末にはスーパーでセリが山積みになり販売されています。 そんなセリですが、 大阪では、七草がゆのセットの中に入っているのを見るくらいで、 それ以外ではほとんど食べない(食べなかった)ように思います。 普通のスーパーでセリが食材として売られているのを見るようになったのは、 10年ほど前からでしょうか? それでも、年末にスーパーにセリが山のように並ぶ姿は見かけません。 根っからの大阪人の私ですが、セリが入る醤油味のお雑煮は大好きで、 大阪の定番の味噌雑煮よりも よく作ります。 おそらく私の子が、お雑煮にはセリが入るものだと思っているくらいに。 セリはミツバに似ていますが、香りも歯ごたえも まったく別物で、 けっこう色々な料理に美味しく使えます。 たまに 大阪のスーパーでもセリを見かけることがあり、 財布と相談しながらも、買ってしまいます。 当園のセリは池の南側に植えています。 この植物の少ない季節にも青々としています。 |
春の七草のひとつなので、春の花のような気がしますが、 開花は夏です(芹の花は夏の季語)。 上は、昨年7月に当園で撮影したセリの花の写真です。 今年も当園で花を見ていただけると思います。 |