見通しは どうでしょうか |
みなさんがよく知る レンコン つまり、ハスの地下茎です。 野菜として売られているものと比べ、ずいぶんと細いので、 この写真をHPに載せると 『恥ずかしいからから やめろ(怒)』と、 技術員から叱られそうです。 ドキドキ |
冬期休園中に、池の水を抜き 毎年 掃除、植え替えを行っています。 その取り出した泥の中に有ったものから 技術員がより出して置いてありました(左上)。 一部は泥と一緒に残っています(右下)。が、 こちらの下の方に写っている切り口がレンコンらしいので。 ◎ ◎ ◎ 細くても、そこはレンコン。中には穴が。 レンコンは穴から向こうがのぞけるため、 将来の見通しが良くなると、 縁起をかついで お節料理に入れます。 ◎ ◎ ◎ 植物園のレンコンは細いように見えますが、 野菜として出荷することを目的に栽培すると、深い泥の中で育てますが、 当園の池の深さを考えると限界があります。 他の植物も一緒に植栽するため、ハス(レンコン)に最適の栽培環境(土壌)に出来ない などということがあるのでしょう。 考えられそうな原因を並べてみましたが、 十二分に素晴らしい出来だと思います。 ◎ ◎ ◎ ちなみに、俳句の世界では、 『蓮根掘る』や『枯蓮(カレハス)』、『蓮の骨(ハスノホネ)』はいずれも冬の季語です。 お正月用の需要のある時に収穫するのでしょう。 『蓮の花(ハスノハナ)』は夏の季語。 取り出したレンコンは、種レンコンとして植え、 夏にまた、花を咲かせます。 |