協力的な子 |
二十四節気(ニジュウシセッキ)のひとつ、啓蟄(ケイチツ)は、 それまで冬ごもりをしていた虫が、地の中からはい出るという意味です。 まさに、この啓蟄に入ったとたんに、色々な虫たちの顔を見始めました。 モンキチョウやナミアゲハなどが飛んでいます。 本当はそんなかわいらしい写真を載せたいのですが、 動きが早くて、良い写真が撮れません。 そんな時に、 とても協力的な子がいました。 |
ちょっと毒々しい姿に、少し警戒。 ツマグロヒョウモン というチョウの幼虫です。 ツンツンととがっているので、触ると物理的に痛いことはあるようですが、 毒はないとのことです。 そういえば、昨年もずっと植物園内で成虫がいました。 あちらこちらで見かけるチョウです。 |
オスもメスもいましたね。 |
そういえば、2頭で仲良く羽ばたいている姿も。 DNAは受け継がれていっています。 啓蟄は虫が動き出すだけでなく、動物や鳥、植物も動きを増します。 当園にも メジロやヒヨドリが訪れています。 なかなか近づかせてはくれませんが、 静かにしていると鳴き声はよく聞こえます。 |
花もどんどん咲いています。しばらくオキナグサを楽しむことができそうです。 ムサシアブミも芽を出しています。 |
ミツバアケビやアケビは、目を凝らしてみてください。 逆光になるので、観察しづらいかも。 |
カリンの開花も もうすぐですね。 春の象徴のようなアブラナ(菜の花)の写真も。 |