植物園の最近
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2023.4.17-3
 

マムシ模様の植物としてあまりにも有名
でも実は分類は難しい

マムシグサが咲きました。
正確には、花はこの仏炎苞(ブツエンホウ)の中にあります。
雌雄異株ですが、性転換をすることで有名です。
マムシグサはあまりにも有名で、
かつ独特の形と模様のため、
見つけさえすれば、
初心者にもそれとわかりやすい植物のひとつです。
しかし、植物を探すことに慣れないうちは、
あまり自分で見つけられず、
同行者にマムシグサがあると教えられてばかりでした。
やはり、このマムシの模様は、みつけられにくいのでしょう。

実は、狭義の(植物和名)マムシグサと、
他のテンナンショウ属の植物との見分けは難しく、
テンナンショウ属の似た植物をひっくるめて、
広義でマムシグサと呼んでいることも多くあります。

仲間のウラシマソウは釣り糸をたらしているので、
分かりやすいですが。



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