どちらが早いか、競争だ |
これも当園の雑草です。 雑草ばかり紹介していると、今度こそ本当に、技術員に叱られそう。 写真を見てくださっている方にも叱られそうです。 しかしこの雑草はどうしても知らせたい。私の気持ち。 |
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山で、ゲンノショウコやハクサンフウロをはじめとするフウロ草の仲間を見つけると、 とても嬉しいのは私だけではないと思います。 植物観察若葉マークの私でも、フウロ草の仲間らしいこのタネの付き方。 |
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とはいえ、フウロ草の仲間も種類が多く、 山で見つけても、その仲間のうちのどれなのか、 決めかねる、修行中の身です。 しかし、葉の切れ込みが特徴的 葉の先が赤い。 |
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アメリカフウロのように思われます。 花があったら、何か調べやすいなと思っていたら、 まだいました。ラッキー!! そういえば、アメリカフウロかな?と雑草の写真を以前に撮ったような気が。 |
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これこれ。やはり撮影していました。 アメリカフウロは原産地のアメリカでも雑草として扱われる帰化植物ですが、 今は全国で見かけられるそうです。 もちろん、雑草ですが、なかなか、かわいいと思います。 ゲンノショウコやグンナイフウロなどは、タネを飛ばした後の果皮が くるんと丸まって付いていますが (ゲンノショウコがミコシグサと呼ばれるのはそのため) アメリカフウロでは果皮は落ちてしまうようです。 くるんと丸まった果皮を見つけるのと、雑草として抜かれるのと どちらが早いか競争です。 |