植物園の最近
↑↑ バックナンバー

2023.6.23
 

花も見えるところで咲いてくれないとね
なかなか観察できません

伐採地や道路の横に一番に生えるパイオニア植物のひとつで、
北海道と青森以外の日本では、、アカメガシワは珍しくもない木です。

新芽が赤く、葉の形も特徴的なことから、
それとすぐにわかります。
雌雄異株です。
しかし、なんといっても高木で、しかもとても地味なため、
あまり花をまじまじと見ることはないのでは。

当園のアカメガシワは雌株ですが、見上げる位置に花をつけ、
逆光の中で、なかなか上手く撮影できずにおりました。
ところが、先日、六甲山で階段を上る横のアカメガシワの花が、
ちょうど目線の高さにあり(階段の横とは嬉しい)、
これを紹介しようと意気込んでいたところ、
このように、当園のアカメガシワがちょうど見やすい位置に
花をつけてくれました。
ありがたい。
上手く低い位置の芽が育ち、
花をつけたようです。

これなら、花の変化を細かく観察できそうです。
追記
   今は、枝がずいぶん落とされました。(6月27日付 植物の最近をご覧ください)



植物園の最近
copyright© all rights reserved.