螺髪(らほつ) パートII |
宗教・信条はそれぞれなので、仏さまが植物園にいて ありがたいかどうかは別として。 前に見せたのとは違う由来の仏様の頭の紹介をします。 |
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オオハンゲの仏炎苞が開いてきました。 |
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まだ花もあります。 釣り糸を垂らすウラシマソウにも似た雰囲気かもしれません。 しかし、オオハンゲはカラスビシャクの仲間です。 カラスビシャクの塊茎は日本薬局方に収載の生薬ハンゲ(半夏)です。 そこで、カラスビシャクのことをハンゲと呼ぶこともあり、 大型のハンゲということで 写真の植物はオオハンゲと呼ばれます。 しかし、オオハンゲは生薬ハンゲの基原としては認められていません。 なんだかややこしいですね。 頭の中がこんがらがりそう。 |
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オオハンゲからも螺髪(らほつ)が出てきました。 これもカラスビシャクと似ています。 |
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この角度で見ると、ほらね。 |