植物園の最近
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2024.2.6

切る 矯める 支える
大胆な

冬期休園期間中に、園内の樹木も色々世話をやかれています。
その一部を紹介します。
左;アカメガシワ
年に何回も枝を伐られていますが、ここまで切るのはこの季節だけ。
名前の通り、赤い芽が出ます。

右;イチジク
毎年、こんなふうに切られて、実ができるのか?と不安に思いますが、
ここからすくすくと育ち、たくさんの実ができます。
(収穫できますと書けないのが残念です。
ヒトの口に入れるよりも、多くの方にみていただくことを優先しなくては
虫はおいしそうに食べています。)
コブシも上部をバッサリ。
右は切り取られた上部
右上;アンズ
左下;ウメ '選抜南高'
モモ '稲田桃' も先日真ん中の上に伸びた幹を切り落とし、
横方向の枝を伸ばそうとしています。
2022.11.2-1では稲田桃を引っ張る様子を紹介しましたが、
手をかけています。

この他にも、ゴシュユやカキノキ、ウメ '白加賀' 、マグワなども小さくまとめたり、
横に枝を伸ばすようにしたり、手を入れられています。

本来の樹形ではないかもしれませんが、
来園者が目線の高さで花や果実を観察できるようにと、
工夫しています。



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