植物園の最近
↑↑ バックナンバーはこちらから

2024.3.1

下からのぞく
ランプシェード

アセビアシビ)が花盛りです。
もともと低木ですが、当園では小さく仕立てています。
それでも見ごたえは十分です。
ちょっと、下からのぞいてみます。
予想以上に華やかというか、複雑な様子をしています。
まあ、花ですから、華やかも当然かな(笑)
快晴の日には花弁をとおして陽の光が差し込みます。
雄しべは10個あり、1個の雌しべを取り囲むように配置されています。
雄しべの葯に1個につき、2個ずつ突起があります。
2X10=20 写真でも確認できました。

写真を観て、気が付きました。
雌しべの柱頭の頭はツルっと丸いのではなく、
切れ込みのようなものが見られます。

いくつかの花の写真を観ましたが、他の花でも見られました。
そうやって、写真を睨んでいると、気が付いちゃいました。
矢印のところ、ピンク色の星型で花をいっそう引き立たせているのは、
萼片が透けて見えているということ?
そうだそうに違いない。
そして、光に透けて見える花弁も縦に筋が走り
美しい模様をしています。



植物園の最近
copyright©all rights reserved.