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銀の糸から羽毛へと変わった |
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| 花の姿（左上写真）からは予想できない名のオキナグサですが、 花の終わった後に、雌しべの花柱が伸びた姿が、 おじいさんの頭のようだと 翁（オキナ）の草⇒オキナグサとの和名が付いています。 きれいなサラサラの銀髪で、長い絹糸にも例えられます。 |
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| ところが、長い一本の糸と思っていた翁の銀髪は、 いつの間にか一本一本が羽毛のようになっていました。 羽毛状になることで、風に乗り、子孫を少しでも遠くに運べるのでしょうか？ そういえば、このオキナグサも 環境省のレッドリストの 「絶滅危惧Ⅱ類(VU)：絶滅の危険が増大している種」に分類されています。 自生環境が開発された影響や、 山野草としての人気から掘りとられてしまった影響でしょう。 残念なことです。 |
