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花冠は6裂といわれても 3枚の二重にしか見えない! |
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| ハナスゲ を 著者の私が好きな花だから?かもしれません。 あちこちで、日中の姿の写真ばかりを見ていた時に、 夜に咲くことに自分で気が付いたというのや、やはり誇らしく(笑)。 閉園時間後にしか咲かないので、せめて写真でみていただきたい。 左上の写真は日中の姿、花は閉じています。 右上は夕方遅くなってからの写真、咲き始めました。 真っ暗になる少し前から咲き始めますが、薄暗くなり始めないと。 30分くらいの間にどんどん開花が進みます。 |
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| 花穂の下の方は昨日までに咲いたようですね。 そして真ん中くらいの花が今夜咲き、 それより上部は明日以降に咲きます。 |
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| 植物についての図鑑などをいくつか簡単に調べた範囲では、 ハナスゲ の花は筒状花(管状花)で、6裂するとあるのですが、 この写真を見る限り、どう見えますか? あくまでも見た目は、私には 3枚ずつの2組の花弁が60度ずれて存在しているようにしか見えないのですが 3×2=6 枚 |
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| どこをどう見ても3枚ずつ。 一般的なイメージの6裂とはまったく違うのですが、 こういうのも6裂と呼ぶのかもしれない??? 開花した直径が 6 mm 程度の大きさで、 しかも暗い中なので、花の状態を詳しく観察されることはなく、 6裂と誤解された? それとも一般的なイメージの6裂と形態学的な評価の仕方は違うのだろうか? これは調べなければ、 私への課題です。 |
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| さらに言うならば、筒状花(管状花)なの? 筒状・管状にさえ見えない。 矢印で示した、咲きかけの横からの画像を見る限りはね。 自分が植物形態学のプロや植物分類学のプロではないということを 言い訳にしたくはないのですが、 それでも 筒状花の意味は学んでいるつもりです。 ルーペ下で解剖すると答えが出る? 折り紙のように折りたたまれているので、独立した花弁に見えるけれど、 実は筒状で合っている? 本当に、ちゃんと文献も実物も調べなくては! このように疑問を見つけると、 植物観察がますます楽しくなります。 また、続編をお届けできる日を楽しみにしてください。 |
| (島倉) |