植物園の最近
↑↑ バックナンバーはこちらから
4

2026.7.14

しっかりと観ていなかった
変更されていたのに

今年はスイレンがいつまでたっても咲かないなあ。
植え替え時の違い?時期の違い?とのんびりしていましたが、
左上の写真にあるつぼみを見て、オヤっ?ちょっと違うと気が付きました。
◎●◎●◎●
これ、今までと違う!
そして花を見て確信しました。
東南アジアなどで見かけるタイプです。
昨年までのスイレンとは花がずいぶん違いますが、
一番違いは花が水面よりも上に突き出して咲くことです。
そう思ってみると、
葉も葉縁が昨年までのスイレンとは異なります。
なぜ、今日まで違いを気付けなかったのか。
スイレンがあるとの思い込みで、観察を怠っていたことを反省。
というわけで、名札を確認しました。
やはり熱帯スイレンとあります。
学名からホシザキスイレンですかね。
比較のために、昨年4月末に撮影した、
私たちになじみ深い、いわゆるスイレンです。
花は水面に浮くように咲きます。
葉縁も見比べてください。
このスイレンの名札はこちらです。
名札の写真は技術員のブログ 現在の状況250501 からコピーしました。
明示していませんが、温帯スイレンのカテゴリーのスイレンです。
◎●◎●◎●
技術員はなぜ植栽するスイレンを変更したのでしょう?
私なりに想像してみます。
もしかすると、リピーターの方が毎年同じ植物ばかりでは当園に飽きるので、
展示する植物を入れ替えただけかもしれませんが(笑)

毎年の猛暑、酷暑のため、暑さに強い熱帯スイレンに変更したように思います。
熱帯スイレンは気温が上がらないと咲きめませんが、
原産地が熱い地域なので、最近の日本の夏でも花を楽しませてくれます。
いっぽう、温帯スイレンはGW頃から咲きますが、
真夏は開花を休みます。

熱帯スイレンの花は温帯スイレンの花と違い香りも良いらしいのですが、
今は香れる一に咲いていないので、今後のお楽しみです。

しかし、温帯スイレンの方が寒さには強い(耐寒性がある)ので、
痛し痒しですね。



植物園の最近
copyright©all rights reserved.