薬学部のさらなる発展を目指して

薬学部長  岩城 正宏

近畿大学薬学部同窓の皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は同窓の皆様には病院・薬局実務実習および実務実習事前学習をはじめ薬剤師教育ならびに本学薬学部生の就職、等々格別なるご高配を賜っておりますこと厚く御礼申し上げます。2016年10月より薬学部長を務めさせていただき約1年半が経過いたしました。また、本年4月より薬学総合研究所長を拝命することになりました。ご存じのように、いま近畿大学は各方面から高い評価と注目を得ており、改めて責任の重さを実感しております。

 従前より、本学は高い教育力と研究力の両立を掲げ、医薬業界で貢献できる有能な薬学人の育成と社会への貢献に力を入れております。今春の第103回薬剤師国家試験の新卒の合格率は94.9%(全国平均84.9%)と昨年に続き関西トップの成績を残すことができました。また、臨床検査技師国家試験においても、創薬科学科の在籍者5名が受験し、4名が合格するという素晴らしい結果となりました。

 先にも申し上げましたが、近畿大学は「改革力が高い大学」全国1位の評価を受け、伝統ある薬学部としてもさらなる改革、発信していくことが重要と考えております。昨年度は、京都廣川書店とパートナーシップを締結し、次世代の教材作成協力やユニークな奨学金制度、等の取り組みを開始しました。また大学院では、近畿大学医学部附属病院薬剤部に「先端医療薬学」連携講座を平成30年4月から開設することができました。さらには、来年度、近畿大学医学部奈良病院薬剤部などと「先端病院薬学」や「地域医療薬学」の連携講座を開設する準備を進めています。

 今後は、新しく就任されました森嶋祥之薬友会会長はじめ薬友会の皆様と学部が一体となって薬学教育・地域医療貢献に関する連携活動を進めて近畿大学のブランド力を高めるようなプロジェクトを進め、ステークホルダーの皆様から魅力的な学部となりますよう微力ながら頑張っていきたいと思います。今後ともなお一層のご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。