薬学教育が大きく変更されて12年目

薬学部長  岩城 正宏

近畿大学薬学部同窓の皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。昨年の平成2810月より薬学部長を拝命しております。私は本学薬学部に助手としてお世話になって以来37年が経ち、ここで育てていただきました。皆様のご支援のもとで職責を果たしていきたいと考えております。よろしくお願い申し上げます。また、同窓の皆様には病院・薬局実務実習および実務実習事前学習をはじめ薬剤師教育に際し、ご高配を賜っておりますことこの場をお借りして御礼申し上げます。

 さて、薬学教育が平成18年度に大きく変更されて早いもので今年で12年目を迎えます。薬剤師国家試験の合格率も本学はこのところ常に全国のトップクラスを維持しており、今春の第102回の国試合格率も92.59%(全国平均71.58%)と好成績を残すことができました。こうした要因もあって本学薬学部の評価は益々高くなり、近畿園で私立薬系大学トップの偏差値を誇っています。医療薬学科(6年制)とともに創薬科学科(4年制)の人気も高く、順調に志願者を集めております。

 教員人事としては、平成29331日をもって、村岡修教授、松山賢治教授、伊藤吉將准教授が定年退職されました。村岡教授は引き続き本学副学長としてご在職されます。これにともない、4月より新任教員として、講師2名、助教2名、助手1名を新たに迎えることができました。さらには、本学卒業の田邊元三先生が新たに教授に昇任され、これで現在同窓生からの教授は5名が活躍しています。また、同窓の教員は薬学部教員の約40%を占めるに至っております。

 施設面では、東大阪キャンパス大改造の1期工事もこの4月に完成し、かつての薬学部16号館の跡地には新しい形態の図書館、24時間利用可能な自習室、カフェなどを有する「アカデミック・シアター」が完成しました。薬学部の学生さんにとっても有益な施設になるものと思います。

ご存じのように、いま近畿大学は全国的に注目されております。そのなかの薬学部として社会からも、受験生からも魅力的な学部となりますよう薬友会の皆様と一緒に頑張っていきたいと思いますので、皆様のご協力とご支援を賜れば幸いと存じます。最後に、薬友会の皆様の、益々のご活躍を祈念しております。