本大会はキャッチフレーズとして「ゲノム科学は医療と創薬の夢の架け橋:Genome Science as a
dream bridge between Bench-to-Bedside」を謳い、プロテインホスファターゼ国際カンファレンスと、略称「革新がんゲノム」プロジェクト(文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「増殖シグナルを標的とした革新的がん治療法開発をめざした統合的ゲノム研究に関する医薬連携基盤形成」との合同カンファレンスとして開催されます。Plenary lectureには、Canada Mcgill大学のMichel Tremblay博士を、特別講演には慶應義塾大学の佐谷秀行先生をお招きしました。Tremblay博士は、プロテインホスファターゼを標的としたがん研究の世界的権威です。佐谷先生は日本を代表する先端的がん医学研究のリーディングサイエンティストです。
今回、会場は近畿大学本部(東大阪キャンパス)の11月ホールで開催いたします。近畿大学において大規模な国際学会が開催されるのは初めてです。しかも、近畿大学の学部生、大学院生や若手教員に多数参加、発表していただきます。近畿大学は、三年連続志願者数日本一を達成した、「最も入学したい大学ナンバー1」として名実ともにその評価はうなぎのぼりです。近大は、綺麗なキャンパスや充実した施設設備、恵まれた教育研究環境を誇る日本有数の総合私立大学であり、「世界大学ランキング、THE(タイムズ・ハイヤー・エデュケーション)アジアランキング」においても、161-170位と、西日本私大で唯一のランクインとなりました。近大が教育のみならず、研究においても高く評価され、世界と肩を並べつつあることの証です。
また今回の取り組みの一つとして、大阪、奈良近傍の高校生も学会の聴講や参加を促し、近大生や若手教員、さらには海外の著名な研究者と身近に話せる機会を提供します。近大のオープンキャンパスは毎年賑わいを見せますが、今回のように近大における研究活動を一般の方々にも聞いていただくことで、近大発の研究に興味を持っていただき、サイエンスのすそ野を広げることも狙いの一つです。
三日目夜の懇親会では、近大まぐろの解体ショーも企画していますので、是非お楽しみに。それでは、爽やかな秋風の吹く近大キャンパスで、皆様と熱く研究を語れることを楽しみにお待ちしています。
第12回プロテインホスファターゼ国際カンファレンス オーガナイザー
杉浦 麗子(近畿大学薬学部 創薬科学科)
杉浦 麗子 渡邊 利雄
近畿大学薬学部創薬科学科長 奈良女子大学大学院人間文化研究科・教授
近畿大学薬学部・教授
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