先端バイオ医薬研究室

設備

FAS-IV

ゲル撮影装置 FAS-IV

プラスミドを作成する際や、ジェノタイピングなどのアガロースゲル電気泳動時に活躍しています。

CFX96

リアルタイムPCRシステム CFX96(右)

定量的遺伝子発現解析を行っています。

NEPA21

in vitro & in vivo遺伝子導入装置 NEPA21

細胞などに遺伝子を導入する際に活躍しています。初代培養細胞を使用することが多い森山研究室では重宝しています。専用試薬がいらないため、ランニングコストも悪くありません。

Strex Cell

細胞伸展装置 Strex Cell

細胞にメカニカルストレスを与えることが出来ます。上に映っているのは低酸素チャンバーです。

Nivo

プレートリーダー Nivo

タンパク質定量(Bradford Assay)、細胞生存試験(WST-8 assay)、プロモーターアッセイ、ELISAなど、様々なアプリケーションで日々使用しています。吸光、蛍光、発光、時間分解蛍光、蛍光偏光、Alphaが測定可能な、マルチモードマイクロプレートリーダーです。

ImageQuant800

CCDイメージャー ImageQuant 800

CCDイメージャーは学生が一番使用する機械でいつも混雑していたので、こちらも使用することになりました。ウェスタンブロッティングやノザンブロッティングの検出に大活躍中。SNOW検出モードにより、薄いバンドから濃いバンドまで定量性を損なうことなく検出できます。

LAS4000

CCDイメージャー ImageQuant LAS4000

森山研で最も良く使用されている機器のひとつです。ウェスタンブロッティングやノザンブロッティングの検出に大活躍中。

DeNovix&NanoDrop

微量分光光度計 Denovix&NanoDrop 2000

RNA、DNAの定量、純度評価に日々活躍中。

Bio X&Lumen X

3Dバイオプリンター BIO X&Lumen X

三次元細胞培養、組織工学に利用しています。Lumen Xは可視青色光で脈管構造をバイオプリントできます。詳しくは研究テーマ1をご覧下さい。

細胞外フラックスアナライザー XFp

生細胞の代謝計測に使用しています。ミトコンドリア呼吸と解糖系を同時に測定することが可能です。同時に2種類の細胞しか測定できませんが、逆にプレートなども無駄にならないので、コスパは良いと思います。

クライオスタット Leica CM3050 S

組織から凍結切片を作成する際に使用しています。作成した組織は、蛍光免疫染色やHE染色、in situ hybridizationなどに使用し、下に示す顕微鏡で撮影しています。

マルチガスインキュベーター Prescyto MG-70M

酸素濃度も調節可能なマルチガスインキュベーターです。酸素濃度プログラムユニットも搭載されており、「周期的低酸素環境」等をプログラムすることも可能です。また、窒素ガス発生装置 N2 GENESIS 200のお陰で、窒素ガスボンベも不要となっており、気づいたら大気CO2濃度に戻っていた・・・という悲しい事態を避けることが出来ます。

セルアナライザー EC800

細胞数や生存率、大きさなどはもちろん、細胞体積、細胞内および細胞表面抗原等を解析することができるアナライザーです。全自動サンプラー搭載、自動シャットダウン機能も内臓されているため、Walk Awayが可能です(とはいえ、実際は詰まったりすることもありますので見張っています)。

セルソーター SH800

細胞集団から、特定の細胞を分取することのできるソーターです。全自動セットアップのため、光軸調整や液滴形成、サイドストリーム調整、ディレイタイムの決定などを自動化で行ってくれるので、その間にサンプル調整をすることが出来ます。96well plateなどへのシングルセルソーティングも可能です。

セルイメージングシステム EVOS FL Auto

自動プレートスキャンや生細胞のタイムラプスイメージングも行えます。遺伝子導入効率の確認など、ルーチンに使用することが最も多い蛍光顕微鏡です。

オールインワン蛍光顕微鏡 BZ-9000

暗室不要の蛍光顕微鏡です。低酸素対応ライブセルイメージング(還流機能付)システムも搭載しています。

共焦点顕微鏡 ZEISS LSM 800 with Airyscan

厚みのある像でもピントを合わせたボケのない画像を得ることの出来る、分解能の高い顕微鏡です。Airyscan搭載により、さらに感度、分解能の高い画像を得ることも可能です。高感度なライブセルイメージング(灌流機能付)システムも搭載しています。

ホログラフィック顕微鏡 Holomonitor M4

非侵襲ライブセルイメージング顕微鏡です。細胞にとって有害、有毒であり得る染色を全く必要とせず、毒物やダメージを与える光源を使用しないため、細胞培養増殖環境下での分析を行うことが可能です。

研究室

教員室・in silico解析室

教員が在室しています。また、サーバーが駆動しており、in silicoの解析を行っています。ミーティングルームも兼ねており、大型モニターでzoom会議も可能です。
よく見ると、ファンシーグッズがたくさんあります。

P1実験室

大腸菌を使った組換え実験や、ウェスタンブロッティング、ジェノタイピングやqPCRなどを行うプラッテに分かれています。
スタッフにはスタッフ専用のプラッテがあります。
フローサイトメーターやプレートリーダーなどはこの部屋にあります。

P2実験室

安全キャビネット3台、クリーンベンチ2台があり、ヒトの細胞に組換えウイルスを用いて遺伝子導入等も行っています。
セルソーターや三次元プリンターもあります。
少し狭いですが導線は工夫されています。

学生室

学生の部屋です。冷蔵庫や電子レンジ、ポットもあるので、みんな思い思いにくつろいだり、勉強したりしています。
扉を開けて教員室とつなげ、プログレスミーティングやJournal Club(毎週木曜日12:20〜13:00)も行っています。