ボタンとシャクヤク どちらも花を摘んだ後です。
花もな終わっていれば、どちらがどちらか わかりにくいと思いませんか。植物について詳しい方は みなさん簡単に、ボタンは『木本性』つまり『木』で、シャクヤクは『草本性』つまり『草』なので、見ればすぐに わかりますよ といいます。一番有名で、わかりやすそうには思いますが、意外に わかりにくいですよね。
上のように茂っていては、他所さまで葉をどけて見るというのもね。。。
このように葉をある程度刈っていれば、ああ木だな、だからボタンだと判断できますが。
他にも、木のボタンには枝分かれがあり、草のシャクヤクはまっすぐに茎をのばし、その茎の先に花をつけるので見分けられるということですが、やはり
こんもりと茂っていては。中を見るのはためらわれますよね。
ちなみに『立てば芍薬、座れば牡丹、。。。』は、シャクヤクの茎を伸ばした姿を立ち姿に、ボタンの枝分かれする姿を座っていると表現しているとの説もありますね。(漢方薬的に、別の意味を示しているとの説もありますが)
半年待ってください。冬ならば、どちらも葉か落ちて 落葉低木のボタンと宿根草のシャクヤク(地面しかない)がわかるのですが。しかし、この季節には、ボタンやシャクヤクに興味を示す方は、一握りですよね。
次のしおりでは、葉 や つぼみ などによる見分けをお伝えします。
とりあげた植物 と その学名
★ ボタン
Paeonia suffruticosa ボタン科
★ シャクヤク
Paeonia lactiflora ボタン科