『ヒマワリ』といえば真夏の強い日差しと青い空が似合うイメージですが、みなさんはどうでしょうか。夏の季語ですが、当園では今年はミニのヒマワリはお盆前に咲き、普通サイズのヒマワリはお盆明けから咲き始め、9月も終わろうとする今もまだ咲いています。近隣でも今まさに咲いていているのを目にします。
さて、この花のタネのら旋の列の数がフィボナッチ数列の構成数になっているのか いないのかどうなのでしょうか。タネと花は、数と並びは基本的に同じはず(正しくは花の方が少し数が多いのかな)なので、花で確認しようとしてみましたが少し数えにくく、しっかりとタネになるのを待っていました。
あっ!!やられた!! 鳥たちに ついばまれています。さすが、食べ時をこころえています。タネの列を数えられない(焦)
まだまだ新しく咲いているので、気を取り直して、ら旋とフィボナッチ数列の検証です。比較的数えやすいものもありましたので、良かったら画像で確認してみてください。どうでしょうか?
写真にして線を引く方が確実に数えられそうです。
ここで、読者のみなさまに質問です。
「当園のヒマワリ」の結果を、全世界の『ヒマワリ』の結果としてよいのでしょうか?当園のヒマワリの たまたまの結果かもしれません。当園には数本のヒマワリがありますが、これらは 同じ親からとれたタネから芽を出したと考えたほうがよさそうです。当園のヒマワリの結果はあくまで当園のヒマワリについてのもので、『ヒマワリのタネのら旋』と一般論として語るためには、もっと科学的に検証しなくては。
フィボナッチ数列の構成数になっているという結果もなっていないという結果も、多くの方が示していますが、どちらも一生懸命に数えた結果でしょう。でも、それはたまたま その個体だけなのか、一般化できるのか。一般化するためにはどう調べると科学的なのか。
クローバーには幸せをもたらすといわれる四つ葉もありますが、クローバーの葉(正確には小葉)は基本的に三つ葉ですよね。
セイヨウタンポポとカンサイタンポポは種(シュ)が違います。
インゲンには丸い豆とシワのある豆があったので、メンデルは遺伝の法則を見つけました。
ヒマワリは?
とりあげた植物 について
★ ヒマワリ
Helianthus annuus キク科