先端バイオ医薬研究室

OB・OGの声(2020年〜在籍)

樋口 大樹(どーあん)

2022年創薬科学科卒業
卒業後の進路:大阪大学大学院生命機能研究科(修士)→化粧品会社研究員(予定)

1年次から卒業まで、3年ほど研究に取り組ませて頂きました。丁寧なご指導を賜り、様々な実験手法や研究の考え方、進め方を徹底して学ばせて頂きました。このスキルや経験のおかげで、大学院でも充実した研究活動ができています。これは「森山研でしっかり学び、成長できたからこそ」だと、心から感じています。さらに、上記の過程で得られた人の繋がりにも支えられています。先輩やOBの方々には就活で本当にお世話になりましたし、当時のラボメンバーとは今もよくご飯に行ったりします。親切で研究が好きな人が多く、素直に研究に没頭できるのが森山研だと感じています。

どーあん分生
分子生物学会ポスター発表

先端バイオ医薬研究室は学内でも卓越した設備・環境が揃ったラボです。「素直さ、誠実さ、能動さ」があれば、いつでも主体的に研究活動ができますし、それを歓迎する環境基盤が充実しています。OBが口を揃えて「森山研で良かった」と素直に言えるのも、その証拠ではないでしょうか。入学当初「皮膚研究がやりたいです!」と未熟ながら猪突猛進に飛び込んできた私ですら、真摯に手厚く迎えて頂けました。外部進学した今でも、そのような成長の機会を頂けたことに心から感謝しています。
卒業後は大阪大学大学院生命機能研究科(修士)を経て、化粧品会社に入社予定。森山研在籍時の経験や知識が基盤となり、今も楽しく充実した研究生活が送れています。そのおかげもあり、本年度は研究職での採用を頂けました。今後も企業研究者として働くのが楽しみです(2023年現在)。

どーあん卒業式
モテヲ(左)と卒業

森岡 歩夢(モテヲ)

2022年創薬科学科卒業
卒業後の進路:新潟大学大学院医歯学総合研究科(修士)→ロート製薬(株)研究員(予定)

 私は、3年生から卒業までの約2年間、森山研に所属していました。研究室では、基礎的な技術や知識、仲間と協力して遂行する楽しさなど多くのことを学ぶことができました。また、苦しい時も多々ありましたが、先生方や先輩方の熱い指導の下乗り越えることができました。初めての研究生活に熱中した2年間は自分にとってかけがえのない宝物です。
 卒業後は東京都医学総合研究所(新潟大学大学院医歯学総合研究科)で修士号取得を目指しています。皮膚とは異分野の研究をしていますが、森山研で培った経験と熱意が活きています。おかげさまでロート製薬(株)の研究開発職の内定をいただき、2024年度から企業研究者として働く予定です。

分子生物学会での発表

秋山 慎太郎(しんちゃん)

2021年創薬科学科卒業
卒業後の進路:奈良先端技術大学院大学バイオサイエンス研究科(修士)
       →ノエビアホールディングス(株)

先端バイオ医薬研究室を選んだきっかけとしては、圧倒的な研究力や企業との共同研究を行っていることから、責任感をもって研究に熱中できるため1番自分が成長できる研究室だと思ったからです。また皮膚の研究をしてることが珍しく、自分も興味があったのでこの研究室を選ばせていただきました。
この研究室に入ってから、ただ実験を進めるだけでなくなぜこの手法が最適解なのか、なぜこの実験をすべきなのか、この結果から何がわかるかなど、多面的に考える思考の癖がつきました。常に行動するときに目的意識を持って行うことで、結果が出るのが楽しみになります。これは社会人になってからもとても重要な要素ですので、先にこの思考の癖をつけられることはとても貴重な訓練でした。
皮膚を題材とした研究も楽しく、僕も最初全く分からなかったですが、参考論文を読むことや、優しい先生方に質問することで、皮膚研究の面白さと複雑さが分かるようになりました。チームで研究を進めるので、メンバーと助け合いながら出来ますし、結果が出るスピードも他の研究室には負けないところも魅力の一つだと思います。
卒業後は奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス修士を経て、ノエビアホールディングス(株)に入社。森山研で培われた知識や考え方を活かすことができ、現在商品マーケティング部で営業と研究職との橋渡しができております。
後悔しない研究生活を送りたい、社会人としての考え方を身につける癖をつけたい、そんな方にぜひおすすめの研究室です。

仕事風景
仕事風景

五十島 克樹(五十島氏)

2021年医療薬学科卒業
卒業後の進路:ドラッグストア勤務

 研究室では、研究し、まとめて、わかりやすく発表することを学びました。
 学会発表の前は、先生が内容を確認し、質問対策も丁寧にしてくださいました。学会発表を通して、わかりやすく説明する力をつけることができました。「一般の人でも分かるような発表にしてみよう」と先生からアドバイスを受け、お正月に親戚の前でポスター発表をして、「すごいね!」と言われたことも良い思い出です。 結果として、日本薬学会でポスター賞を取ることができ、自分の自信につながりました。
 現在は薬剤師としてドラッグストアで勤務しており、研究とは違う道には進んではいますが、研究室で学んだことを活かして、わかりやすく服薬指導をすることに努めています。

学会発表