薬学総合研究所は、従来の薬学領域にとらわれない特色のある3部門の研究室(植物工学研究室・食品薬学研究室・先端バイオ医薬研究室)および薬学部兼任教員が所属する各専門分野の研究室との高度な連携による独創的な研究を実施しています。

機能性植物工学研究室では、細胞工学的な技術を用いた薬用植物の優良系統の大量増殖、DNA鑑定技術を用いた優良生薬の選抜、さらに、遺伝子組換え技術を利用した機能性農作物の作出などの研究を行っています。

食品薬学研究室では、世界各地の伝承・伝統薬物および西洋ハーブやスパイスなどの機能性食品を素材として、伝承薬効にもとづいた生物活性を指標に医薬シーズおよび機能性成分を探索しています。さらに、活性成分の活性発現の必須構造や構造活性相関を解析するとともに、分子プローブを設計・応用した機能解明を進めています。

先端バイオ医薬研究室では、脂肪組織から作製した新規細胞による難治性家族性高コレステロール血症の治療法の開発および臨床応用に関する研究および再生医療の実用化を加速するための細胞製品開発および評価の基本方策と技術基盤作りに関する研究などを進めています。


 



 

 

 

 

 

 

 

 

 



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